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水田環境や河川などで見られる動植物を対象とし,保全生態学や応用生態工学的な観点から絶滅危惧種の保全や外来種の生態解明および防除手法の開発などに関する研究を行っています。また,陸上植物の多様性の創出・維持メカニズムの解明に関して,基礎から応用まで幅広い観点で研究を行っています。研究は野外調査と室内実験 によって進めています。現在,研究対象としている主な生物は,国内希少野生動植物種であるスイゲンゼニタナゴ等の希少タナゴ類,アメリカザリガニ等の外来ザリガニ類,ツユクサ属一年草等の半自然草原の草本植物などです。
希少タナゴ類の生態解明と保全技術の開発
国内希少野生動植物種であるスイゲンゼニタナゴ等の希少タナゴ類の保全に必要となる知見を得ることを目的とし,保全生態学および応用生態工学的な観点から研究を実施しています。 具体的には,「農業水路における希少タナゴ類の生息場所利用様式の解明」「リアルタイムPCR法を用いたスイゲンゼニタナゴの環境DNA分析手法の開発」などをテーマとし,農業水路や河川をフィールドとして野外調査や実験を行っています。
